きずな結成
2018年3月29日に向洋中学校卒業生約15名で結成された高校生ボランティア団体です。
中学校時代、震災学習をきっかけにFプロジェクト(ふるさと、ふっこう、フューチャー
の頭文字のF)の活動を高校生になっても継続・発展させたいとの思いで立ち上げました。
きずなハウスを拠点としており2か月に一度定例会を行い、自分たちに何ができるのか
を話し合っています。
当初の計画
結成当時は七ヶ浜町の避難ルートの見直しと七ヶ浜の震災状況をしるための町内フィールド
ワーク、東日本大震災を風化させないための紙芝居作りを計画していました。
その後の主な活動
【2018年】
・8月 紙芝居作成開始
・8月7日 3.11若者ネットワークin東松島に参加
メンバーが震災当時の思い出を語る。
・8月13日 七ヶ浜町のフィールドワーク実施
町内の被災状況と防災体制を学ぶために自主的に企画。町内の語り部からお話を聞く。
・10月21日 松ケ浜きずな食堂に参加
後輩のFプロジェクトメンバーと一緒に被災者と交流
・10月~12月 塩釜の地域ラジオBAY WAVEの番組「BY THE SEA」に出演
メンバー二人が出演。菖蒲田の海の魅力を学び、菖蒲田浜の復興への提案を行う。
・12月16日 河北新報 「むすび塾」に掲載
メンバーが自らの体験や将来像、復興への思いでを語る。
【2019年】
・3月31日 笹山住民の話を聞く会開催
Fプロジェクトと合同企画。
笹山地区住民の「オレンジフラッグ」など先進的な取り組みを学ぶ。
・6月22日 紙芝居完成
生涯学習センターで関係者を招き発表。
名取市「ゆりあげかもめ」の方から「防災ダック」などアクティビティーを学ぶ。
・7月2日 松ケ浜小学校2年生に紙芝居上演(NHK「てれまさむね」で放送)
・7月17日 汐見台小学校2年生・5年生に紙芝居上演
(ミヤギテレビ「OH!バンデス」で放送)
・7月28日 岡山県 海のフェスティバルで紙芝居上演
・8月10日 NHKテレビ「おはよう日本」で紹介。テレビを見た神奈川の元大工さんから
紙芝居の舞台が届く
・11月9日 全国アマモサミット、第二回防災フォーラムに参加
紙芝居上演、防災ダックを子供たちに実施し、これまでの取り組みなどを行った。
・NHK ラジオ出演(11月9日)放送
「東日本大震災音声アーカイブス ~あれから、そして未来へ~」
・11月25日 TBCラジオ「3.11みやぎホットライン」
・12月17日 「今後のきずなハウスを考える」住民意見交流会に参加
・12月22日 3.11若者ネットワークin仙台に参加
・12月25日 ラジオBY THE SEA 感じて考えるビーチフェスに参加
【2020年】
・1月11日 臨時ミーティング「シナリオ練り直し」
※1月20日の遠山幼稚園上演に向けて平易な言葉に修正
・1月20日 遠山幼稚園4.5才児に紙芝居上演(NHK「てれまさむね」、河北新報、
朝日新聞で報道)
・2月1日 台風19号で被害を受けた丸森町の農家で清掃泥かきボランティア
・2~3月 マスコミで紹介
「仙台っこ」2月号(2月1日)、ミヤギテレビ「OH!バンデス」(2月27日)
讀賣新聞(3月9日)、日本テレビ「スッキリ」(3月9日)
東北放送ラジオ「3.11みやぎホットラインスペシャル」(3月11日)
河北新報「こども新聞」(3月22日)など
入賞記録
2019年11月4日 ボランティアスピリット賞で「コミュニティ賞」受賞(福島)
2020年1月12日 ぼうさい甲子園で「はばタン賞」受賞 (神戸)
※「はばタン賞」は被災体験と教訓から生まれた優れた取り組みに対し授与。
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